BANXICO メキシコ経済の脆弱性を警告

BANXICO（Banco de Mexico)　メキシコ経済の脆弱性を警告

昨日BANXICO（メキシコ中央銀行）は第二四半期の経済の脆弱性、
特に輸出や国内需要の原則に関する予測を公表した。
通貨政策の公表の中で、「大変早くかつ根深い」経済活動の停滞の
リスクと表現した。
国内経済の減速は先進国の成長減速とも連動しているとの見解も示した。

「BANXICOは世界的な経済原則を認識している。北米の回復は堅調ではなく、
Euro圏はまだ脆弱なまま、アジア経済の成長も低調である」
バークレイ上級経済担当のMarco Oviedoはこう説明する。

下半期の経済活動指針が上向くかの予測については否定しなかった

Carlos Capistran　BankOfAmerica中南米経済担当は下半期の経済活動回復については
BANXICOと見解を一致するとしている。
「北米の経済成長強化と共にメキシコ製品の需要の増加がおきることを期待している。
例えば2013年度からの自動車産業の各新製造拠点の稼動などが北米の需要増加を
受け入れるなど」

BANXICOによると経済活動の脆弱さは、過度的な例外を除きインフレ増加を押さえて
いるとしている。
しかし一般的には第三、第四四半期は3-4%の間、2014年は3%に近いと見られている。


El Universal　2013年7月13日
http://www.eluniversal.com.mx/finanzas-cartera/2013/impreso/alerta-banxico-debilidad-de-la-economia-mexicana-103683.html