2016年12月29日木曜日

Interjet 1日当たり25航路キャンセル

Interjet 1日当たり25航路キャンセル

http://www.milenio.com/negocios/interjet-cancelacion-vuelos-revision-rusia-avionazo-superjet100_0_872912949.html

Jose Luis Garza, インタージェット社長(注釈 メキシコ最大のLCC)は11機体についての
異常がないかの検査の為、1日当たり25航路をキャンセルすると発表した
これはSuperjet100 の11機体につき異常が発見された問題で、12月24日土曜日から、
地上待機をしなければならなくなったことによる。

なお同機体によって運行中の問題は現在発生していない。

同社によるとこの25航路により約半数の乗客に影響を与えることになる。
これらを他の機体でカバーすることは同社長によると不可能となり、24時間、48時間
おきに運行スケジュールを見直すことになる

連邦航空局のErnesto Nemerによるとこの日曜日同社の乗客700人以上が影響を受けた
とのこと


注釈)なお同機体は、先日黒海にて墜落事故を越したロシアの航空機製造会社のものだが
同事故との関連は否定している
http://www.milenio.com/negocios/interjet-inspecion_aeronaves-avionazo_rusia-mar_negro-cancelacion_vuelos-milenio_0_872912861.html


連邦政府 電力公社の借金 16.1兆ペソに上ると計算


連邦政府 電力公社の借金 1618億ペソに上ると計算
http://www.milenio.com/negocios/deuda_cfe-hacienda-pasivo_laboral-cfe-deuda-milenio-noticias_0_874112688.html

これは同電力公社の従業員用積立に充てられるものであり、第三者機関の承認を既に
経ているとのこと
最終的には政府から出資され、従業員年金や退職金にあてられる。政府側はエネルギー
改革に面して同公社の財務基盤を強化する対策としている。
[注釈 1618億ペソは日本円で約9130億円]


ガソリン価格 1月までに約20%の値上げ
http://www.milenio.com/negocios/precios_gasolina-formula_determinar_precios_diesel-pemex-aumento_precios_0_873512666.html

2017年1月当初から2月3日までの間にガソリン平均価格はレギュラー 15.99ペソ、プレミア 17.79ペソ、ディーゼルは17.05ペソとなる(注釈 16年12月28日段階で1ペソ5.64円)

それぞれ14%,20%並びに16.5%づつ値上げされたこととなる。
政府で管轄するGrupoi FormulaのJose Antonio氏によるとこの価格は消費者向け平均価格
であり、実際は国内90か所で、供給者や在庫、そして石油公社のインフラ状況により、
それぞれ価格が分かれるとのこと
特にベラクルスやその他州のような石油流通や備蓄のあるところは異なるとのこと。
首都メキシコ市はだいたいこの価格帯になるとのこと

2月18日以降の運用として火曜日から土曜日までは24時間毎の価格が適用され、
続く土曜日から月曜日までは土曜日に設定された最高価格が適用される。


なぜ1月にガソリン価格の値上げが行われるのか
http://www.milenio.com/negocios/gasolina-gasolinazo-onexpo-cre-hacienda-liberalizacion_precios-milenio_noticias_0_866313513.html

今、ガソリンの価格は次の4つの要因に左右される。ペソ為替、原油価格、税金
並びに生産、備蓄から供給に至るまでのロジスティクスコスト

おそらく多くの人たちから、エネルギー改革で価格を下げるとしたにも関わらず
なぜ値上げするのかという疑問が出されるだろう

問題の理由を明言するのは難しい。エネルギー改革は机上(理論)では、メキシコの
ガソリン市場の競争を即し、価格もまたそれに合わせて競争させるというものだが
実際はそうなっていない

たとえばPEMEX(国立石油公社)に競争相手となる各企業が生産、輸入、運送、備蓄
供給・販売に参入することで、たとえば通信と放送企業が垣根を越えて競争するように
なるはずだった。

問題はPEMEXは未だに国内唯一の、陳腐化し、非効率な6つの製油所を持つ企業であり
また全てのパイプラインなど運搬手段を持つ企業であることである。すなわち競争がまだ
働いていないということである

もちろん他企業で石油の輸入や販売を手掛ける企業の参入につき一定の前進はあるものの
まだ課題が多くのこる。石油販売協会(ONEXPO)は競争条件の整備にまだ1年以上はかかる
とみている。
エネルギー改革で、価格もまだ下げられるという印象があるが、実際は政府や石油公社が
それぞれの要因にかかるコストを決めるので、価格を下げることもできれば、値上げすること
もできるのである


2016年12月26日月曜日

メキシコ州花火工場での爆発について


Tultepecでの爆発は地面からわきあがった
http://internacional.elpais.com/internacional/2016/12/20/mexico/1482271955_439595.html

メキシコ州で発生した花火市場での爆発事故では少なくとも33人の死者ならびに数十人の負傷者を出した

「禁煙」San Pabilito Tultepecにある、サッカー場2個分の広さのある花火市場のある公園はこの看板で囲まれていた。核爆発のような大惨事の後は、黒こげの梁、ねじ曲がった建物、溶けたセメントの壁、石炭のようになったがれきを取り除くためのレッカー車ばかりになった。
火曜日の午後、この小さなメキシコ州の村で、300トンもの爆発音が鳴り響き、クリスマスの4日まえにして、33人の死者、58人の負傷者、12人の行方不明者が出ている。
原因は未だに調査中。
Diana Angelicaとその家族は同公園に到着したばかりだった。「最初の流れ星が落ちたかのような爆発音を聞いて、通路側に逃げました。皆殺到していました。11歳の子供をしっかりとつかんだときに背中にガス銃で撃たれたかのような強い衝撃を感じました。地面から爆発が沸き起こり、壁の方へ追いやられました」「人ごみの中で倒されましたが、それでも逃げ続けました」
SanPablitoの花火市場はメキシコ州の中でも大きな区画の一つとなっており、爆発事故が発生したのはこれが初めてではない。2005年と2006年にも300店以上が爆発し、数十人の負傷者を出している。同じ年には3人の死者、13人のけが人を出している。メキシコ花火協会は既に同現場から立ち去っている「この地域は完ぺきに区画されており、爆発が発生するような混みあったところではなくスペースも充分だった」
消防士のMartinPatinoは「火事をコントロールするのは困難を極めた。爆発風の前では無力だった。多量の埃や、アルミニウムが巻き起こっていた。自然に鎮火するまでなすすべもなかった」この消防士は花火市場が安全、防災基準を守っていたことは認めている。「また花火販売店でもテストで着火することを禁じていた。多くのお客が試してみるよう要望していたが常にNoと言い続けていた」当局も原因については未だ発表していない。
このTultepecの花火市場では約四万人の住人がいる。Juan Carlos Amadoは花火販売で三代目になるがこの火曜日(事故のあった日)は仕事に出ていなかった。彼の息子で4代目のサウル(15歳)は朝8時から仕事を始め、夜8時に戻るからということであったが、この事故により行方不明になった。(注釈;12月25日時点で死者は36人と発表されています)


メキシコ市 OZON 139ポイントまで悪化する
http://www.eluniversal.com.mx/articulo/metropoli/cdmx/2016/12/25/ozono-llega-139-puntos-
en-edomex

汚染地域においては住民へ野外での活動をできるだけ控えるよう勧告されている
汚染されているのは5地域にも上り、特に子供や高齢者は注意するよう呼びかけられている
紫外線は直接皮膚、目などを傷め、長期的にはがんの原因にもなりうると言われている
当局は11時から16時の間、そんなに日が強くないときでも綿製の服の着用、日傘の利用、UVカットのサングラスの着用を薦めている。
[注釈 8年も住んでいる身からすると年々環境対策が功を奏して、特にクリスマスシーズンなど車が少なくなるときは青空も見え空気は綺麗になってきたようにも思えていたのですが、、、またメキシコの人は雨の日でも傘を使う人は少なく(というか持ち歩かない)ましてや日傘なぞ使うのだろうか]

VIDEO 文房具屋強盗、逃走中に強盗も働く
http://www.eluniversal.com.mx/articulo/metropoli/edomex/2016/12/25/video-asaltan-papeleria-huyen-y-vuelven-asaltar
2人の若者が文房具屋に押し入り逃走中に通行人を強盗しているビデオがSNSに投稿されている。強盗は逃走中に二人の通行人を見つけ、女性は攻撃に合わないように一緒に通行していたがそれでも強盗に遭遇した。最後は被害者たちが逃走方向を皆で見ている。
このVoulevard Teocallis[注釈 メキシコ市の北部にあるモレロス州の一地域]では犯罪が急増している。

2016年12月20日火曜日

クエルナバカ市長、再チャレンジを要望する

クエルナバカ市長、再チャレンジを要望する
http://www.milenio.com/estados/cuauhtemoc_blanco-alcalde-cuernavaca-chingados-morelos-graco-milenio_0_868713481.html

元サッカー選手にしてクエルナバカ知事のクワウテモック ブランコ市長は敵対勢力に対して状況は厳しいが市民の期待は裏切らない(のでもう一度市長を続けさせてほしいと懇願した)

注釈)公共工事の汚職を疑われ議会で弾劾された模様です。昨日はハンガーストライキをすると宣言していました。今日は反対派に懇願したかと思えば、秘書のことを間抜け呼ばわりするなど忙しいことです。。


トランプ氏、カルロススリム氏を夕食に招待する
http://www.milenio.com/negocios/donald_trump-carlos_slim-invitacion_cena-arturo_elias_ayub-estados_unidos-nyt-milenio_0_868713393.html

TELMEX(メキシコ最大の固定回線企業)戦略連合部のエリアス氏は、トランプ新大統領候補が、カルロススリム氏(TELMEX含むカルソグループ創業者)を夕食会に招待し、丁重にもてなしたとのこと。企業家同士友好関係を深め、選挙期間中相互批判していた仲だが、今度両国の友好を図ると思われる

トランプ氏、億万長者を在墨大使として検討中
http://www.milenio.com/internacional/embajador_eu-muro_frontera_mexico-migracion-donald_trump-toby_neugebauer_0_868713496.html

政権移行チームに近い情報源によるとトランプは億万長者のトビーネウゲバウアー氏を在墨米大使に任命していることを検討している
同氏はクゥオンタムエナジーパートナーズの創業者であり同氏がNewYorkPostに語ったところによると、可能性については口を閉ざしたまま、自分の役割は国境のセキュリティ強化であり麻薬密輸を防ぐための強固な壁の建設であることを認めている

注釈)多分この任命趣旨は嘘でしょう。札束積み上げるわけじゃあるまいし。現在メキシコはエネルギー改革で、外資を導入した原産石油の精製やパイプラインによるガス輸入に踏み切り出しており、その一環じゃなかろうかと。。。。



2016年12月19日月曜日

ラジオ業界、テレビ周波数入札で主役を張るのか?


ラジオ業界、テレビ周波数入札で主役を張るのか?
http://eleconomista.com.mx/industrias/2016/12/18/concesionarios-radio-protagonistas-licitacion-tv

IFT(連邦電波管理局)は既にDigital放送148局分の入札を実施しているが29の業者が関心を示している、少なくとも25のラジオ業者が参加すると思われておりなかでもMVS, Radio Centro,Radio Formulaといった大手局がメキシコ市でのテレビ開局に名乗りをあげている


Valle de Guadalupe  Baja California ワイナリーへの道
http://eleconomista.com.mx/estados/2016/12/18/valle-guadalupe-caminos-vinicolas-baja-california

20年前、ドナルド夫妻はこの地にたどり着いた。最初は孤児院への支援であったが、現在は余生をこのワイナリーで過ごすつもりである
始めは彼らの息子がメキシコ、そしてこの地方の文化に魅せられた。
彼が交通事故で亡くなってから両親は導かれるままにこの地に姿を現した。彼らもワイン作りに関心は持っていたが最初に検討したのは米国のBapa Valleyであった。しかしこの地の名を聞いてここで人生を費やそうという気になった
(注釈;リンク先記事必見 同地方の美しい写真が掲載されています)



連邦検察局 職員の関連する拷問事件4千件以上に上る 他

2016年12月18日
本新聞記事要約 再開 また三日坊主になるかな。。。。

連邦検察局 職員の関連する拷問事件4千件以上に上る
http://www.milenio.com/politica/pgr-casos_de_tortura-epn-delitos-funcionarios_publicos-justicia_cotidiana-milenio_0_868113208.html

2015年10月から11年11月まで職員が拷問行為を理由に処分された件数は4713件に上る。ペニャニエト大統領が各党からの質問に回答したもの 一方残忍な殺人等の事件については2012年から減少している(16.6千件から15.2千件)
拷問事件多発の要因としては新しい犯罪組織がでてきたことや、地方政府政権の移行で混乱状況にあること など

米移民協会 サポートを求める
http://www.milenio.com/politica/asociaciones_de_migrantes-apoyos-donald_trump-eu-asesoria_legal-mexico-milenio_0_868113209.html

トランプの大統領選勝利を受け米国内のメキシコ人移民団体は政府
への特に法的な面でのサポートを求めている。また移民への攻撃的な世論が高まるなか、メキシコ人移民の子弟への奨学金制度がなくなることも恐れている

メキシコは中南米の醜いアヒルの子なのか
http://www.elfinanciero.com.mx/economia/repliegue-mexicano-por-trump-contradice-bonanza-latinoamericana.html

トランプ当選ショックでメキシコは最も経済的に悪影響を受けた国として今年言われてきた。それもで10のメジャーな証券インデックス中5位には入っており、また優良新興国通過でも4位である

トランプが自由貿易を終わらせ、国境に壁を建設するという公約によりメキシコペソは今年16%も下落した。それでもなおブラジルに次いで展望のある国となっている 
最もリスクのある国はベネゼエラでこの混乱状況から17年改革ができるか試されている。逆にアルゼンチンは新大統領の元、債権者との戦争を終結させ、為替操作を手控えることで現在の公債収益性6%から14%へ跳ね上げることができるだろう。ペルーも新政権の経済大臣による需要喚起策により中南米平均を上回る公債収益性(11%)を実現できるであろう


大統領 Maria諸島の刑務所機能を終了させることを宣言する

https://www.eluniversal.com.mx/nacion/amlo-firma-decreto-para-que-islas-marias-dejen-de-ser-centro-penitenciario ロペスオブラドール大統領はMaria諸島の刑務所機...

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