2016年12月29日木曜日

連邦政府 電力公社の借金 16.1兆ペソに上ると計算


連邦政府 電力公社の借金 1618億ペソに上ると計算
http://www.milenio.com/negocios/deuda_cfe-hacienda-pasivo_laboral-cfe-deuda-milenio-noticias_0_874112688.html

これは同電力公社の従業員用積立に充てられるものであり、第三者機関の承認を既に
経ているとのこと
最終的には政府から出資され、従業員年金や退職金にあてられる。政府側はエネルギー
改革に面して同公社の財務基盤を強化する対策としている。
[注釈 1618億ペソは日本円で約9130億円]


ガソリン価格 1月までに約20%の値上げ
http://www.milenio.com/negocios/precios_gasolina-formula_determinar_precios_diesel-pemex-aumento_precios_0_873512666.html

2017年1月当初から2月3日までの間にガソリン平均価格はレギュラー 15.99ペソ、プレミア 17.79ペソ、ディーゼルは17.05ペソとなる(注釈 16年12月28日段階で1ペソ5.64円)

それぞれ14%,20%並びに16.5%づつ値上げされたこととなる。
政府で管轄するGrupoi FormulaのJose Antonio氏によるとこの価格は消費者向け平均価格
であり、実際は国内90か所で、供給者や在庫、そして石油公社のインフラ状況により、
それぞれ価格が分かれるとのこと
特にベラクルスやその他州のような石油流通や備蓄のあるところは異なるとのこと。
首都メキシコ市はだいたいこの価格帯になるとのこと

2月18日以降の運用として火曜日から土曜日までは24時間毎の価格が適用され、
続く土曜日から月曜日までは土曜日に設定された最高価格が適用される。


なぜ1月にガソリン価格の値上げが行われるのか
http://www.milenio.com/negocios/gasolina-gasolinazo-onexpo-cre-hacienda-liberalizacion_precios-milenio_noticias_0_866313513.html

今、ガソリンの価格は次の4つの要因に左右される。ペソ為替、原油価格、税金
並びに生産、備蓄から供給に至るまでのロジスティクスコスト

おそらく多くの人たちから、エネルギー改革で価格を下げるとしたにも関わらず
なぜ値上げするのかという疑問が出されるだろう

問題の理由を明言するのは難しい。エネルギー改革は机上(理論)では、メキシコの
ガソリン市場の競争を即し、価格もまたそれに合わせて競争させるというものだが
実際はそうなっていない

たとえばPEMEX(国立石油公社)に競争相手となる各企業が生産、輸入、運送、備蓄
供給・販売に参入することで、たとえば通信と放送企業が垣根を越えて競争するように
なるはずだった。

問題はPEMEXは未だに国内唯一の、陳腐化し、非効率な6つの製油所を持つ企業であり
また全てのパイプラインなど運搬手段を持つ企業であることである。すなわち競争がまだ
働いていないということである

もちろん他企業で石油の輸入や販売を手掛ける企業の参入につき一定の前進はあるものの
まだ課題が多くのこる。石油販売協会(ONEXPO)は競争条件の整備にまだ1年以上はかかる
とみている。
エネルギー改革で、価格もまだ下げられるという印象があるが、実際は政府や石油公社が
それぞれの要因にかかるコストを決めるので、価格を下げることもできれば、値上げすること
もできるのである


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